金融:コロナと借入、コロナ後
昨日は金融機関の方とお話をしてきました。
コロナ禍の中、金融機関としては貸しやすく、企業としては調達しやすい状況があり、上半期の貸出はかなり伸びたとのことでした。
どれくらい増えてるんやろか?と思って兵庫県信用保証協会のHPの広報誌「保証時報」を見てみました。
保証協会のHPはこちら↓
https://www.hosyokyokai-hyogo.or.jp/index.html
保証時報はこちらから↓
https://www.hosyokyokai-hyogo.or.jp/cgc/backnum.html
最新の9月号から抜粋です。
3月~7月のコロナ対策関連融資の保証承諾額が6743億22百万円!ちょっと数字がデカすぎてよくわかりませんが、兵庫県だけでこれです。
前年比較のグラフを見て頂いてもわかる通りビックリするくらいの増加です。
日本政策金融公庫にもコロナ対策の融資制度があるので、こちらも相当伸びているでしょう。
企業としても先々何があるかわからないから多めに借りておこうという意識があるでしょうし、金融機関側も目一杯借りときましょうと勧めるでしょう。
今は借りていいんです。でも、心配なのはこの先です。利益減少の補填として借りた資金は利益を上げて得た資金で返さないといけません。多めに借りて資金に余裕があるからって無駄遣いしてはダメですよ!経営者の皆さん、資金管理はしっかり行ってくださいね。コロナが落ち着いたら不要な資金は繰り上げ返済することも考えてくださいね!