ニュースより:競艇八百長事件、元選手に実刑判決…地裁「社会の信頼を著しく侵害」 ©讀賣新聞

事務所の所在地は尼崎市崇徳院というところなんですが、ものすごく近くに競艇場があります。開催日にはボートのモーターの音が事務所にも聞こえてきます。Googleマップによると入場ゲートまで徒歩7分です。

事務所=実家なので昔から存在は知っている訳ですがほとんど行ったことがありません。地域の夏祭りがある時くらいですね。

 

正直なところあまり印象は良くなかったんですね。競艇は公営ギャンブルという位置付けで法的にも認められている賭博なのですが、同じ公営ギャンブルトップの競馬と比べると客層がだいぶ変わる訳です。まあウロウロしてるのはおっちゃんばっかり…。

 

でもまあなんとなく興味はあった訳で、昔は週刊少年サンデーに連載されていた「モンキーターン」という競艇を題材にした漫画も読んでましたね。最初から最後までちゃんと見届けました。調べると8年半連載されてたようです。ん?結婚してからも読んでるな。面白いです。自信をもっておすすめできる作品です。

 

とまあそんな競艇なんですが、今日のニュースにこんなのがありました。

 

「競艇八百長事件、元選手に実刑判決…地裁『社会の信頼を著しく侵害』」

” 競艇での八百長を巡る贈収賄事件の判決が21日、名古屋地裁であり、西前征志裁判官は、モーターボート競走法違反(収賄など)に問われた元競艇選手の西川昌希被告(30)に懲役3年、追徴金3725万円(求刑・懲役4年、追徴金3725万円)の実刑判決を言い渡した。また、親戚で同法違反(贈賄など)と所得税法違反に問われた津市、会社員増川じゅん被告(53)に懲役3年、執行猶予5年、罰金1100万円(求刑・懲役3年、罰金1100万円)を言い渡した。

 判決によると、西川被告は昨年全国で行われた計20レースで故意に着順を遅らせる八百長をし、見返りに増川被告から総額3725万円の賄賂を受け取った。また、増川被告は18年までの3年間で競艇の払戻金など計約1億1300万円を隠し、所得税約3500万円を脱税した。

 判決で西前裁判官は「モーターボート競走の公正、社会の信頼を著しく侵害した」と指摘した。” 2020/10/21 14:19 讀賣新聞

 

西川被告は賄賂として受け取った3725万円を追徴金という名目で没収されて、執行猶予無しの懲役判決ということでしょうか。増川被告は所得税法違反ということなので所得税法第二百三十八条の規定に基づき罰金1100万円を課されたということでしょう。これとは別で加算税・延滞税も課されているのでしょう。この人たちがトータルで儲かってなかったらいいんですが。

 

YouTubeでも八百長のあったレースの動画がアップされていて、レースによっては素人でもまるわかりだったようです。興味があれば調べてみてください。

 

せっかくこんな施設が近くにあるのでそのうちブログのネタ作り目的で行ってみようかな~なんて思っています。